社会新報 山口県版
    新春号(号外)  2008年1月


年頭のごあいさつ
 

  総選挙に勝利し 希望の社会実現を
  
社会民主党 党首 福 島 みずほ   
   明けましておめでとうございます。
 2008年が命を守る年になるべく、社民党はがんばっていきます。
 社民党は、平和を壊す悪法に反対し、雇用の問題に取り組み、社会保障の切り捨てに反対し、人々のくらしと平和のためにがんばってきました。
 しかし、現実は、暮らしと平和の破壊がひどくなっています。
 地域社会は疲幣し、崩壊し、雇用の場がない、病院がなくなっていく、医者がいなくなる、産婦人科がいない、学校の統廃合が起きる、農業・林業・水産業が切り捨てられ、生活が出来ないという悲鳴があがってきています。命に格差が生じています。安心して働けない、安心してお産ができない、安心して年をとれない、安心して医者にかかれない。政治は、人の人生を応援すべきものであるにもかかわらず、今の政治は、人々の人生を破壊しています。これが自公政治の結果です。
 安倍総理は辞職しましたが、安倍総理が強行採決をし続けた法律は、これから作動していきます。教育で愛国心を教える教育基本法改悪、在日米軍基地の強化の法律、そして、国民投票法などがこれからまさに作動していきます。ここで憲法改悪案づくりが進まないようがんばっていく必要があります。
  だからこそ、社民党は、今度の衆議院選挙で、何としても議席を増やさなければなりません。
 社民党の議席が増えることによって、国会の中の力学を変え、政策を変え、社会を変えていくことができます。
 政・官・業の癒着のなかで、肝炎などの薬害は続き、防衛省の利権問題も続いてきました。
 国民のための政治ではなく、一部の者のための政治は、人々の力で終わらせなければなりません。そして、税金の使い道をチェックし、変え、労働者派遣法の改正などの労働法制の強化をし、かつ社会保障を充実していく必要があります。
 命を大事にしていく政治の出番です。
 そして、社民党の出番です。
 2008年が、希望の社会を実現する年になるようご一緒にがんばっていきましょう。


年頭のごあいさつ  

  くらしと平和を守る行動を
  
社会民主党 山口県連合 代表 山口県議会議員  佐々木 明 美   
 昨年は、社会のさまざまな分野で激震が走った一年でした。
 企業の社会的責任や、法律遵守という当然のモラルを放棄した数々の偽装事件は、あきれたことに厚生労働省や防衛省などの政権の中枢にまで及びました。
 一方、自公政府はイラク戦争や在日米軍に膨大な税金を投入しながら、国民生活の上での「格差」を広げ、社会保障制度を後退させ、「安全・安心」を壊してしまいました。
 在日米軍再編計画に従わない岩国市に対し、一度決めた市庁舎建設補助金を凍結するという悪質な政府の態度は、民主主義も地方自治をも無視するやり方で許せる問題ではありません。これは単に岩国市のみの問題ではなく、現在の国と地方自治体の関係を如実に示しています。
 今年は選挙の年。くらしと平和をこわす弱肉強食の構造改革路線と明確に対決し、政治の流れを変えるためにがんばりぬきます。
 日ごろの大きなご支援に感謝し、この一年のみなさま方のご健勝をお祈りいたします。
 



年頭のごあいさつ  

   周南市議会議員  小 林 雄 二
   明けましておめでとうございます。
 昭和27年、父は事故で半身付随。私が9才、妹6才、母が31才の春でした。父親の生きた年齢をこえて一層強く感じる事は、政治の中で大切なのは、社会的に弱い立場の人々に「ぬくもり」を伝える事だと心底思います。
 私は39才で徳山市議会議員に当選させていただいてから、合併を経て、周南市議会議員となり、現時点で17年を経過しようとしています。
 昨年、同じ地方自治に係わる者として、関心事でもありました「岩国市へ米軍空母艦載機移転容認を迫り、庁舎建設補助金35億円の交付を見送る国に抗議する12月1日・1万人集会」に妻と一緒に参加しました。前途の多難が予想されますが「地方自治」の原則が問われる問題でもあり、他事の問題だとして看過出来ないことでもあります。
 私自身、過去17年間「ぬくもり」のある地方自治をメインスローガンにつとめてきました。
 6月の周南市議選では、初心貫徹、改めて初一念に立ち返り、力一杯頑張っていく決意を強く固めている次第です。今年もよろしくお願いいたします。




  年頭のごあいさつ  

   宇部市議会議員  宮 本 輝 男
   皆様方におかれましては、気持ちも新たに新年をお迎えのことと存じます。
 昨年は、皆様方の暖かいご支援とお力添えで初めて宇部市議会議員に当選することができ、大変ありがとうございました。あらためてお礼を申し上げます。
 国民に痛みのみを押し付けてきた小泉首相、平和憲法改悪の道を開いた安倍首相、新テロ特措法に執念を見せる福田首相、と首相は変わっても、国民の苦しい生活は変わっていません。
 むしろ、ワーキングプアーと言われるように、リストラによる賃金カット、派遣社員やアルバイト・パートなどの不安定雇用労働者の増大で、国民の収入は減少し、年金生活者も負担増で目減りする年金での生活が余儀なくされています。一方で、優遇政策の中で大企業は史上空前の利益を上げています。
 格差社会の解消というより国民の貧困からの脱却であり、国民の暮らしと平和を守ることが、政治の緊急の課題です。
 2年目を迎えましたが、まだまだ微力です。皆様方のお力をお借りしながら、市民が安心して暮らしていける宇部市に向けてがんばっていく所存です。今年もよろしくお願いいたします。



年頭のごあいさつ  

   がんばれ社民党山口県の会会長  山 田 修 策
   明けましておめでとうございます。
  '07年をふりかえれば漢字「偽」の一語につきます。政官癒着・ゼネコンの脱税から食品の偽装に原油の高騰と続き、最大の事件は防衛省汚職事件で、私たちにとって許されざる問題でした。その上、年金問題では安倍晋三の大言壮語もむなしく挫折! 町村官房長官の説明はまさしく詭弁で国民をあざむく発言です。
 “国栄え民亡ぶ”乱世の一年をふりかえり、党の任務と活動が最も期待される年になります。
 社民党全国大会に提案される草案をめぐり「『護憲』か『生活や地域の課題』かにしぼるべき(朝日新聞)」と報道されています。しかし、改憲を阻止し、第九条を守りぬくことが、基本的人権と民主主義を守り、生活と地域を守ることであって、これを二者択一にすべきことではないと考えます。
 岩国・上関の闘い、県民の平和と生活を守る地域活動に期待がかかっています。私たちにとって大切なことは党の方針と活動について密接な関係を深めるため、党役員との意見交換会など配慮されることを希望します。山口県連合の応援団としては常に県連合と一体となって行動することを決意し、来るべき解散・総選挙に備えていきたいと思います。








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