社会新報 山口県版
    新春号(号外)  2011年1月






年頭のごあいさつ
 

    自治体議員選挙に勝利を!
  
社会民主党 党首 福 島 みずほ   


   みなさん、明けましておめでとうございます。
 2011年の年頭に当たり、祝賀と連帯のメッセージをお送りいたします。
 昨年の参議院選挙では、多くの方々にご支援とご協力いただきありがとうございました。
 社民党は「生活再建まっしぐら」を掲げて、全国各地で党の政策を訴えました。公約を守り「言葉に責任を持つ」政治を行ってきた社民党に期待を寄せ、支援して下さる皆さんに心から感謝いたします。
 社民党は、完全失業率5%台と高水準にある雇用状況や地域の疲弊、日本経済を直撃している最近の円急騰などの深刻な現状に早急に対策を講じるよう、緊急的な経済対策及び予算編成を政府に要求し、国民生活の擁護と再建を図ってきました。2011年度予算案においても、雇用の状況や地域の活性化、貧困の解消、環境対策、軍縮、平和の推進など、暮らしに直結した分野への予算の拡大、重点配分が図られるよう政府に強く求めていきます。

 昨年の衆参「ねじれ」のなかでの臨時国会は、「政治とカネ」をめぐる問題や尖閣問題など外交問題の紛糾に多くの時間が費やされ、国民生活に関わる数々の重要法案がたなざらしになっています。社民党は、年頭からはじまる通常国会で、政府の姿勢を厳しく追及するとともに、「生活重視」の政治を実現するため、労働者派遣法改正案をはじめ生活関連法案の成立に力を尽くします。クリーンな政治で国民の信頼を回復するよう、企業・団体献金禁止の法律の成立にも取り組みます。
 また、平和憲法も堅持していかなければなりません。社民党は「武器輸出三原則」の見直しをさせないよう、政府に働きかけてきました。沖縄の普天間基地問題では、日米共同声明の撤回、基地の国外移設を粘り強く政府に求めていきます。「新しい政治」に期待を寄せた国民の声を裏切るような暴挙を許すことは出来ません。これからも、憲法改悪の策動を阻止することはもちろん、憲法の生存権をはじめ諸条項を活かしていくための努力をしていきます。今春には、四年に一度の統一自治体選挙が行われます。誰もが切り捨てられない、共に生きる社会を目指して、全国各地で奮闘している仲間がいます。多くの人々と力を合わせて、この選挙に何としても勝利し、いのちが大切にされる政治へと変えていきましょう。
 2011年が皆様方にとって良い年となりますよう、心から祈念申し上げます。

年頭のごあいさつ  

  政治を後もどりさせないために
  
社会民主党 山口県連合 代表 山口県議会議員  佐々木 あけみ  
 
   昨年は、私たち社民党の活動に対して、大きなご支援をいただきまして、ありがとうございました。
 今年もまた、よろしくお願いいたします。
 昨今の社会経済情勢の反映か、世の中はいま、閉塞感でいっぱいです。県による昨年6月の県民世論調査で、約70%の県民が「くらしの先行きは暗い」と答えています。その原因は、根本的には、私たちを含め政治の責任です。「こんなはずではなかった」ーとの思いは、多くの人々に共通するものでしょう。
  菅総理の変わりようには、前政権の首相発言かと錯覚するほどです。似た者同士の二大政党政治が加速される中、「憲法擁護・脱原発・脱基地・働く者と少数者の視点」等々を政治のバックボーンとする私たち社民党の責任と役割は、ますます大きくなっていると自覚しています。政権への失望が政治そのものへの失望と不信につながらぬよう、「暮らしの現場は政治そのもの」と初心に返って活動していきます。
 政治が激動するいま、これからも「いのちを大切にする政治」「憲法で保障された平和で安心してくらせる政治」のために、そして、政権交代効果をたしかなものにするために、いっそうがんばりぬきます。
 特に今年は、県議会議員選挙、市議会議員選挙が集中して行われる年です。山口県内で、3名が立候補し、必勝を期してがんばりますので、よろしくお願いいたします。
 皆さまにとって、ご健康で幸せな一年でありますよう、お祈りいたします。


















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