社会新報 山口県版
    第113号 2013年3月
■参院選の準備へ全力を ─ 全国代表者会議 ─
                                    

 2月17日、全国代表者会議が開催され、惨敗に終わった総選挙の総括では厳しい意見が相次いだものの、結束して7月の参院選に立ち向かう方針を決定しました。

・・・・・詳細は、社会新報( 2月27日号)・・・・
第46回衆議院総選挙の中間総括(社民党山口県連合)から抜粋

 社民党の存亡がかかる 7月の参議院選挙に向けて、開き直ってface-to-faceで何をなすべきなのかを、反省を込めて総括しなければならない。
 総選挙の惨敗を踏まえると、今夏の参議院選挙結果次第では、「社民党の存立」そのものが問われる極めて厳しい状況であるが、現状では短期的な党勢・支持者拡大の妙手はなく、相当な覚悟をもって、党の日常的な活動を検証し工夫・改善し強化する他ない。






党としての定期的な街宣活動(議員団会議との連携)
上関原発建設白紙撤回(などの脱原発エネルギー政策の課題)や米軍岩国基地問題、改憲阻止など護憲運動を労働組合や民主団体、市民運動グループなどとの連携の模索
無料法律相談の宣伝・積極活用による相談活動の構築
地方議員の発掘および後継者の擁立
働く仲間を対象とした政治講演会(スクール)の開催




■2013新春旗びらき

下  関


  下関支部は1月11日、下関市勤労福祉会館において2013年新春旗びらきを開催し、党員、支持者、労働組合関係者など約100名が参加した。平岩泰知支部幹事長の開会あいさつで幕を開けました。
  山下隆夫下関支部代表(下関市議会議員)は主催者あいさつで、昨年の総選挙で皆様の期待に応えられなかったお詫びとお世話になったお礼を述べた後、「社民党の理念や政策は決して間違ってはいないと思う。しかし、国民に社民党の考えや政策がしっかり伝わっていない。その原因をしっかり総括し、今年行われる参議院選挙でなんとしても挽回しなければならない。」との決意を述べた。

 また、現行憲法の下で集団的自衛権の行使が可能とする憲法解釈の変更をすべきとか、憲法 9条を改正するために、まずその前段として憲法改正発議要件を衆参議員の2/3から1/2に改正しようという動きなど、総選挙結果を受け限りなく政治が右傾化してきていることに対し、ヒトラーの後継者に指名されていたヘルマン・ゲーリングがニュルンベルク裁判で証言した『もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、最終的には、政策を決めるのは国の指導者であって、民主主義であれファシスト独裁であれ議会であれ共産主義独裁であれ、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ。』を紹介し、「いま正に日本はその状態になってきている。警戒感をなお一層強めなければならない。」と訴えた。
  さらに、原発問題にも触れ、「自民党が原発ゼロ政策を無責任な政策であると言って、原発の再稼動や新規建設を進めようとしている。福島第一原発事故を招いた自分たちの大きな責任には『ほうかぶり』を決め込んでいる。これこそ無責任だ。」と指摘した。
  来賓あいさつに立った、連合山口西部地域協議会の吉田議長からは、「制度政策要望策定や対市交渉に際し、支部代表の山下市議会議員には平素大変お世話になっている。社民党の発展を祈念する。」との連帯のあいさつを受けた後、佐々木明美社民党山口県連合代表から平素の下関支部に対する暖かいご支援ご指導に対する謝辞と社民党再生に向けての決意が述べられた。
  その後、福田利之下関市職労委員長の乾杯音頭で祝宴がはじまり、党再生に向けて叱咤激励や熱い議論が、恒例となった党員家族による手作りのおでんやぜんざいなどを肴に交わされ、社民党には本当にがんばって欲しいという多くの声に、党員一同、感謝感謝の旗びらきであった。


宇 部
 
 宇部支部で1月9日に開催された旗びらきでは、佐々木明美支部長(県連合代表)が、「年末の総選挙で、脱原発・反消費税増税・反TPP・国のあり方を根本的に変える憲法改悪の危機を訴えたが、厳しい結果が示されました。反省とともに、ご支援いただいたみなさまに、お礼とお詫びをもうしあげます。」と陳謝。 その上で、「アベノミクスは金融資産家や経済界からは歓迎されても、働く人々の足許にまで波及効果が及ぶのか、過去の経験からもはなはだ疑問。」と指摘。

「生活保護費の引き下げが早速検討されており、自己責任のみを強調した弱肉強食の政治が予想される。今は、鳴りを潜めているタカ派的言動も、7月の参議院選挙の結果次第です。」とし、「めげず、ひるまず、元気で初心忘れず、安倍政権と対峙し参院選頑張る。」と挨拶。
  参加者 (団体)が景品を持ち寄っての、恒例のお楽しみ抽選会で景品が当たるたびに歓声が上がっていた。






写真で見る、行動報告

衆議院総選挙比例区では自民の得票率は27%台。自民の基盤だった町内会、商工会、土建業界も弱っています。しかし、他の勢力がそれ以上小さくバラバラだった。浮島のように残っている古い部分が、自民を勝たせてしまった。


1月16日、2013年度県予算及び施策に対する要望書を県知事に提出。若干の意見交換で、県知事は「(再生可能エネルギー)固定価格買取制度についての考えを聞きたい」と述べ、いかにも原発が無いと消費者負担が増えるだけだと言いたげだった。
  2月20日に県財政課長より予算案の概要説明を受け、質疑を行った。

上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許延長申請の即時不許可の要請を、 2月5日に社民党県連合で、2月7日には原水禁山口など3団体で県に行った。

 しかし。県当局のあまりに不誠実な対応に、7日には、祝島など地元の人たちが当初予定になかった怒りの座り込み抗議行動を県庁玄関前で止むにやまれず行った。
   (2月県議会で、国のエネ政策見極め、知事判断先送りだと!怒!怒!怒!怒!・・・)

伊方原発 3号機は旧保安院のストレステスト1次評価の審査済みで大飯に続き再稼働に最も近い原発と言われており、上関町の一部が30キロ圏に入っていることもあり、2月9日に愛媛県八幡浜市で開催された「伊方原発停止・廃炉」愛媛・大分共闘会議に参加し、社民党山口県連合も山口県平和運動フォーラムと一緒に共闘会議に加盟し脱原発運動を共にすることにしました。

2月13日、平和運動フォーラムの「北朝鮮による核実験抗議」の座り込み行動で挨拶した。
関連して、県は朝鮮学校助成金の支給を見送るそうだ。
 北朝鮮の核実験は厳しく糾弾されるべきだ。しかし、なんら責任のない朝鮮学校の子どもたちに制裁を肩代わりさせるかのような政策は、取るべきではない。


 「原発政策の巻き返し」と「戦争のできる国づくり」を
阻止するために、集会と映画会に行ってみよう

上関原発の即刻中止を!!

〜3・11フクシマを忘れない!! in上関集会〜
集会次第
■日 時
■場 所
■主 催



3月10日(日)13時30分〜15時30分予定
山口県熊毛郡上関町室津 上関町中央公民館  1F 講堂
原発に反対する上関町民の会
上関原発を建てさせない祝島島民の会
原水爆禁止山口県民会議
長島の自然を守る会

■日 程 13時00分
13時30分





15時30分

受付開始
集会開始
開会あいさつ
福島からの現地報告 中村和夫さん(農家経営)
連帯あいさつ
集会宣言採択
デモ行進
終了予定

映画「 GAMA−月桃の花」の上映会

過去でない「沖縄戦」今、世界に叫ぶ平和のメッセージ!
  この映画を通じて沖縄戦実相に触れられ、 改めて戦争の醜さと愚かさ、
平和の尊さ、そして家庭愛の深さを考える一つの契機としていただきたいと思います。
■日 時

■場 所
■主 催
■入場料

3月20日(水・祝) 1回目;14時から  2回目;17時から
        30分前開場  上映時間 110分
岩国市民会館(小ホール)
 「 GAMA月桃の花」上映 岩国実行委員会
大人900円  学生500円

詳細についてのお問い合わせ、また参加の申し込みは、
社民党山口県連合( TEL083-922-2340)にお願いします。






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